【製作記録】指揮台 / オーダー製作
今週は指揮台の製作。
この指揮台は初めての製作依頼です!
高校時代の部活の顧問の先生からの依頼。
今年から人事異動で長年勤めた母校を離れることに...
何かを残して離れたい...
とのことで製作の依頼を受けました。
まずは簡単な図面を...
大きさは幅900mm×奥行600mm×高さ220mm
パイン集成材を使って製作します。
木を組んで製作できれば...と思うのですが、技量と納期が無い...
パネルソーやスライドソーは無いので、いろいろ不安な点がありましたが箱状に組めました。
矩もそんなに悪くない。
ビス穴を埋める埋木にはウォルナットを...
黒く塗装しまうのでパイン材でもいいのですが、普段よく使う木を少し使ってみたくなりました。
天板部分を取り付けたら、塗装します。
黒い塗料を3度重ね塗り。
木目がうっすらと見える程度まで塗り重ねました。
工房と名乗っていますが、こんな感じで普通の部屋で作業しています...
天板に赤いカーペットを敷いて完成です。
今週末の納品が楽しみです!
母校に自分の製作したものを贈れるなんて、最高に嬉しい!
お世話になった先生に依頼してもらえたので、更に嬉しい!
これから何十年と使い続けてもらえたら嬉しいな...
ちなみに部活は吹奏楽部でSaxを吹いてました。
◆展示会を開催中◆
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『IWATA6人展』
日時:2019年4月27日(土)~5月12日(日)
11:00~17:00
※水曜・木曜は定休日
会場:岩田商店gallery
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たった3秒で決まる!?思わず手に取る陳列テクニック
備忘録の第4弾は、「陳列」についてです。
マルシェなどの出店を始めて、陳列の重要性を実感しました。
人は3秒で「買いたい・買わない」の判断をしている...
その3秒で買いたいと思わせる陳列のテクニックを紹介します。
1.陳列にまつわる「3」
・商品を見てくれる時間は3秒。
・人間の視界の幅は3尺(約90センチ)。
・陳列の形は3角形。
・色のコーディネートは3色まで。
実際に3角形を意識するだけで、かなり変わります。
↓before
↓ after
平面・立面のどちらも3角形を意識して並べてみました。
2.商品によってPOP(値札)の大きさを買える
最初は、大きなPOPを使っていました。
それが少し安っぽい印象を与えていたのかもしれません。POPの見た目と金額にギャップが生じていたのでしょう。
POPを小さくして、高額な商品には値札だけを付けるようにしました。
3.あえて崩す
きれいな陳列は大切。でも完璧過ぎると手を出しづらくなる。
きれいなものを崩したくない心理が働いてしまう。
あえて少し崩すことで手を伸ばしやすい環境を作り出す。
これはまだ実践できてないので、意識してやってみたい。
「綺麗な陳列」≠「売れる陳列」
陳列を少し変えただけで、出店での売り上げが3倍になりました。
出店場所が違うので純粋に陳列だけの影響ではないと思いますが、変えたことで売り上げが伸びたのは事実。
作品をどう見せるのが一番魅力的なのか、いろいろ試していきたい。
参考書籍
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