【読書記録】人生の勝算/前田裕二
前田さんがSHOWROOMを立ち上げ、運営していくまでの半生が詰め込まれてると思います。
前田さんの思考・価値観が分かる一冊です。
人は絆にお金を払う
小学生の頃にお金を稼ぐために始めたギターの弾き語り。
この時点で、「どうしたらお客さんは立ち止まってくれるのか」「今の自分はどう見えているのか」客観的に分析して何をするべきかを考えていて、単純にスゴイと思った。
自分の持っている武器を一方的に振りかざすのではなく、相手のことを知る。
相手が何を求めているのか想像する。
「モノ対ヒト」の関係ではなく、絆を醸成するには、「ヒト対ヒト」の関係性を築くことに意識を集中させなければならない。
モノで溢れてる今の時代、自分のモノと他人のモノの差別化や特別化は難しい。
さらに、自分のモノよりもクオリティが高いモノは無数にある。
そうなれば、単純にモノの価値で勝負しないで「自分」という価値を付加する必要があると思う。
人生のコンパスを持つ
自分は何を幸せと定義し、どこへ向かっているのかという価値観の言語化は必要不可欠である。
一番の幸せは家族と過ごす時間。自分にとっては何よりも優先するべきこと。
1日のほとんどの時間、仕事に明け暮れたいとは思わない。
仕事は自分の好きなことをしたい。人から言われたことだけをしたいとは思わない。
木工をしている時は幸せだ。デザインして製作して販売する。どの工程も楽しい。
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