【読書記録】1冊のノートが「あなたの言葉」を育てる/川上徹也
「あなたの言葉」を育てるに惹かれて買った1冊。
言葉は思考で、自分だけの言葉を持てれば自分だけの思考(アイデア)が持てるのでは…と考えています。
目次
何によって憶えられたいのか
一番印象に残った言葉です。
言い方を変えると、「あなたの仕事における『哲学』は何ですか?」
今の自分では、ひと言で答えられない…
自分のデザインして製作したものを長く使ってもらえたら…とは思っているが、誰もが答えるような凡庸な表現で印象には残らない。
もっと自分にしかできない表現がしたい。
「日気ノート」
日々の「気づき」をノートに書き記していく。
ふとした疑問やなるほどと思ったこと、思いついたことなどを書いておきます。
人間って書いておかないと忘れちゃうんですよね。
言葉のストックが、自分の言葉を育てる栄養になるんです。
定期的に見返して、新たな気づきや分析を書き加えることが重要。
「あなたの言葉」を作る7つの切り口
- 「体験」や「ミニエピソード」を語る
- 「比喩」を使い「たとえ話」をする
- 「言葉の発見」を伝え「知識から知恵」を導く
- 抽象化して「法則」にする
- 「オリジナルの単語」を作る
- 教訓風名言を作る
- 勝手に「新定義」する
「自分の言葉」を生み出す1番の原動力は「体験」です。
一般的な抽象論ではなすよりも体験談を加えてはなすほうが説得力が生まれる。
以前書いた「時間」についての備忘録で
Time is life.
という千田琢哉さんの言葉を紹介しました。
この言葉は切り口の5,6,7に当てはまると思います。
「オリジナルの単語」であり、Time is money.の構造を使った教訓風名言でもある。
さらには、勝手にTime is life.時間は命の断片だと「新定義」している。
こんな言葉を「自分の言葉」として育てたい。
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